2018/05/05
今回は南フランスの、おすすめのワインをご紹介します!プロヴァンス地方のバンドルやパレット、南西部地方の赤ワインカオールが人気が高く、ボルドー地方の赤ワインはサンテミリオン、オー・メドック、白ワインではソーテルヌが人気が高いです。
またフランスワインの格付けとして、AOCワイン、Vin de pays、Vin de tableの3つに分けられます。またボルドー地方の、メドック地区の格付けも合わせてご紹介します!
目次
フランスの地域ごとのワインの特徴
現在ワインの生産量ではイタリア、そしてブドウの栽培面積ではスペインがそれぞれ世界一となっています。けれどもワイン自体の品質の良さや、また洗練されたワインの文化や知名度などで、フランスはワインの生産地として高く評価されています。そんなフランスワインの特徴を、ご紹介します。
プロヴァンス地方
フルーティーな赤やロゼワインがたいへんポピュラーで、夏向きの軽やかな味わいが特徴になります。日本ではあまり知られていませんが肉料理には、バンドル(Bandol)やパレット(Palette)のワインがよく合います。
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ラングドック・ルション地方
フランスのブドウ栽培面積の半分近く、約4割をも占める地方になります。古くから「水代わり」に飲めるほど安いワインが大量生産されてきましたが、近年では品質向上が非常にめざましく、ボルドーに負けない高品質ワインも生産されています。
南西部地方
ボルドーに近い場所ではありますが、内陸部に位置しているため、ボルドーとは個性の異なるワインが造られています。フランス国内で生産されている赤ワインのなかで、最も濃い赤ワインカオール(Cahors)は、フォワグラやトリュフと相性が良いです。
ボルドー地方
世界が認める最高の赤ワインが、こちらのボルドー地方です。なかでもサンテミリオン(St-Emilion)、オー・メドック(Haut-Medoc)などの地域が有名です。白ワインでは、ソーテルヌ(Sauternes)が高級の甘口ワインとして名高いです。フォワグラと相性が抜群です。
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フランスワイン格付け
AOCワイン
フランスワインの格付けとして、3つに分けられます。まずは1つ目のAOCワインです。正式名はAppellation d’Origine Controlee(原産地呼称統制ワイン)と言います。特別に指定された区域で出来る特定の種類のブドウで創られ、醸造の過程まで厳しくコントロールして熟成された高級ワインにつけられます。
ボルドーの場合Mis en Bouteille au Chateau(シャトー元詰め)とあれば、ほかのブドウを混ぜていない生1本のワインという証明となり、さらに高級になると言うわけです。
Vin de pays
続いて2つ目はVin de paysです。決められた品種から造られ、原産地がラベルに表示されている並級のワインのことです。分析と試験によって、一定の基準に達しているいるかのチェックが行われます。
Vin de table
最後にVin de table(テーブルワイン)です。こちらは原産地や原産国の違ったワインを混ぜ合わせて作られるワインのことです。
ボルドー地方メドック地区の格付け
メドック地方は、ボルドー地方の赤ワインの代表的な産地になります。メドック地方にはシャトーの数が500以上もあるのですが、その中のうち61だけが格がついています。
1855年パリ万国博から格付けが始まって、その格付けは1級~5級に決められています。それから162年が経って、今では不備なところが出ているのですが、それでも格付けの効力は衰えていません。
ワインは生き物
ヴィンテージ(ブドウの収穫年)は、フランス語で「ミレジム(millesime)」と言います。ブドウは生き物のため、同じ畑のブドウで造ったワインでも、その年の気温、降水量、日照り時間によって微妙に味に違いが出てきます。
おわりに
ワインによっては数年寝かせてさらに美味しくなるものもあるので、お店の方に訪ねてみると良いですよ!パリ以外も色々と観光地巡りをされる方は、ランチの時にハウスワインを試してみるのも良いかも知れませんね。たくさんの種類のある中から選ぶのが大変だなと思おう方には、なおさらハウスワインをおすすめします!
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