2018/05/05
白川郷の荻町集落には南北に約1.5km、東西に約350mのエリアに、立ち寄りスポットや食事処が点在しています。
日本の原風景と豊かな自然を身近に感じながら、お散歩気分で、古き良き暮らしを体験してみてはいかがでしょうか?今回はそんな白川郷の見どころについてご紹介します。(ogimachijyoushitenboudai in shirakawago , gifu)
目次
せせらぎ公園駐車場を利用しよう
白川郷の世界遺産区内は観光車両の進入を自主規制しているため、村営せせらぎ公園駐車場を利用しましょう。ただし降雪時は通行不可になるので、シャトルバスを利用します。
また冬期のライトアップ開催日の17:00以降は、予約バスのみ利用が可能です。普通車は15:00までに、臨時駐車場への移動は必要になります。
営業時間 : 8:00~17:00
駐車料金 : 1000円 (200台)
白川郷の観光マナーを守りましょう
合奏造り集落は生活の場です。公開している施設以外への立ち寄りや、無断撮影はくれぐれもしないようにしましょう。また木造の合掌造りは火気厳禁です。そのため指定場所以外での喫煙は止めましょう。
もちろん草花や木の無断採取や、ゴミのポイ捨てなども禁止されています。
世界遺産を展望台から一望しよう
この展望台は世界遺産の集落全を見下ろしたり、美しい白山連峰を一望することのできる、絶好のビューポイントです。季節ごとに田や山々の色合いが変化をし、四季折々の美しさを堪能できます。
大パノラマの天守閣屋外展望台と、室町時代の歴史が息づく荻町城跡展望台の2つがあります。荻町城跡展望台は、かつて足利家の命で白川郷に進出した、内ケ島家の家臣・山下氏勝の居城の跡地になります。
ここからは日本の原風景を大パノラマで体験できる、思い出の写真が撮れることでしょう。
展望台までは歩いて15分で行くことはできますが上り坂なので、展望台行きのシャトルバスを利用すると楽チンです。バスは1時間に3本運行していて、片道5分で200円で利用できます。
連絡先 :05769-6-1013
(白川郷観光協会)
住所 :白川村荻町889
営業時間:見学自由
利用料金:片道200円
駐車料金:無料
こびき屋で民芸品を購入しよう
こびき屋で民芸品や、ご当時の味など旅の思い出の品を見つけてみましょう。このこびき屋は、合掌造りを型取った懐かしの民芸小物や素朴な民芸品、地元の銘菓や地酒などの定番の白川土産が揃います。豆菓子と漬物を探すのなら、このお店から100m歩いた先の、こびき屋柿乃木店へ向かってみましょう。
ここではその季節ならではの採れたての農産物も登場しますし、地元のおばあちゃんたちが手作りした、色とりどりの布ぞうりの人気があります。
380円で販売されている合掌造り輪ゴムかけも人気です。これは雪が積もる冬バージョンも備えた、粋なデザインです。またマグネットも付いているので、とても便利ですよ。
野外博物館 合掌造り民家園
(やがいはくぶつかん がっしょうづくりみんかえん)
野外博物館 合掌造り民家園では、25棟の合掌造り家屋を保存していて、かつての暮らしに思いを馳せることができます。ここは家屋や神社、水車小屋など、村内各地から移築した25棟の合掌造り家屋を公開しています。
築300年以上の山下陽朗家住宅などの9棟は、県指定重要文化財に指定を受けています。また4月中旬から10月末の間には、そば打ちやわら細工などの手作り体験もできます。こちらは要予約制となっています。
であい橋を渡ろう
であい橋は、山々と清流のコントラストが見事な景色を眺めることができ、また観光客が行き交う吊橋のであい橋です。この橋はせせらぎ公園駐車場と、合掌造り集落を全長107mで結んでいます。
庄川のせせらぎを身近に感じながら、緑豊かな風景や合掌造り家屋の眺めを、一度に楽しむことができるため、撮影スポットとしても賑わっています。橋の中央は幅が1.5mのために人が歩くと揺れるので、譲り合って撮影しましょう。
おわりに
また名酒の「どぶろく」を楽しんでみるのも良いでしょう。どぶろくとは酒税法によって、限られた場所でしか醸造が認められている希少なお酒です。白川郷の神社では、豊穣祈願の神事としてどぶろく造りが行われています。
また1200年以上も続いている奇祭として知られるどぶろく祭りは、毎年10月14日から19日の6日間、白川郷の3つの神社で開催されています。参拝者には、その年に仕込んだどぶろくが振る舞われています。
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