2018/05/05
ムーミンやサンタクロースが住む森と、済んだ湖に覆われた、自然豊かな国のフィンランド!スカンジナビア半島の内側と、そしてバルト海の1番奥にも位置している、日本から最も近いヨーロッパの国になります。
童話のムーミンや、そしてサンタクロースの故郷として知られています。
またフィンランド人は自分たちの国や、民族のことをスオミ(Suomi)と呼びますが、その語源が湖や池を意味するスオ(Suo)になります。その名の通りに国土の8割が森林と、18万を数える湖沼などの自然から構成されています。
また北極圏にあたる北部では、冬にはオーロラを見ることができる、リゾート地が点在しています。(general information about finland)
目次
フィンランドの基本情報
正式国名はフィンランド共和国、またはスオミ共和国になります。総面積は33万8144㎢で、人口は約550万人です。
フィンランドの首都はヘルシンキ(Heisinki)で、民族はフィンランド人をはじめ、スウェーデン人、そしてサーメ人で構成されています。そのためにフィンランド国内ではフィンランド語をはじめ、スウェーデン語にサーメ語、また多くの国民が英語も話します。
通貨は€ユーロを使用しています。また料金にサービス料が含まれている場合がほとんどなので、チップの習慣はありません。もしクロークなどを利用するときは、2ユーロくらいをチップとして渡すと良いでしょう。
デパートの営業は、月曜日から金曜日は9:00~21:00、土曜日は9::00~18:00が一般的です。日曜日は定休日のところが多いですが、6~8月および12月は営業する場合もあります。
フィンランドへの直行便と時差
日本からの直行便はフィンエア(Finnair / AY)と、日本航空(JL)が成田国際空港や関西国際空港、または中部国際空港(セントレア)からヘルシンキまでの直行便を運航しています。その所要時間は、最短で約9時間30分からになります。
日本とフィンランドの時差は7時間で、サマータイムは3月の最終日曜日から10月の最終日曜日までで、その期間は時差が6時間になります。
フィンランドは他の北欧3か国との間にも1時間の時差があるので、フィンランドから移動する時には注意が必要になります。
フィンランドの気候と風土
フィンランドは位置的には東にロシア、西にはスウェーデン、北にはノルウェーと国境を接していて、そしてフィンランド湾を挟んだ南にはバルト三国のエストニアがあります。
北度60度から70度に渡って、南北に細長く伸びていて、そして国土の3分の1は北極圏内に位置しているため、アイルランドに次いで、世界最北の国になります。
フィンランドの国土の68%が森林、10%が湖沼と河川、そして8%が耕作地という自然の宝庫になります。特徴としては山が少なく平坦な場所がほとんどのために、最高峰でも標高が1300mくらいしかありません。
他の北欧諸国と同様に、ノルウェー沿岸を流れるメキシコ暖流のおかげで、緯度のわりには穏やかな気候になります。1年を通して四季もはっきりと分かれています。
なお北極圏以北のラップランド地方では、夏には太陽が沈まない白夜になり、その反対で冬になると太陽がまったく昇らなくなります。
フィンランドの郵便と税金
フィンランドでは郵便局はポスティ(Posti)と呼ばれていて、そのポストは派手な黄色なのでよく目立ちます。国際郵便の料金は、はがきは1.05ユーロから日本に送ることができます。
フィンランドではほとんどの商品に、24%(食料品は14%)の付加価値税(VAT)が課せられていますが、EU加盟国以外の国に居住している旅行者が、「TAX FREE」と表示がある店で1日に1店舗につき、各税率40ユーロ以上の買い物をした場合に、所定の手続きをすれば、商品にかけられている付加価値税の最大16%が払い戻しになります。
おわりに
「TAX FREE」の表示のあるお店で、各税率40ユーロ以上のお買い物をしたら、旅行者である旨を話して免税書類を作成してもらいましょう。
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