2018/05/05
四国のひとつ徳島は、伝統文化が息づく阿波おどりの町として知られています。徳島は吉野川の大河に育まれていて、水と緑に恵まれた城下町でもあります。
紀伊水道に臨む海岸線を北に向かえば、うず潮逆巻く大自然も残されています。今回はこの徳島県の、おすすめの観光地をご紹介します。
お遍路さんも、せっかく徳島に訪れたのですから、ちょっと息抜きに阿波の国を楽しんでいきましょう!(tokushima in shikoku, japan)
目次
阿波おどり
(あわおどり)
400年の歴史を誇る、徳島の夏の祭典です。8月12日~15日の4日間にわたって、徳島市の中心部一帯が舞台となって、勇壮な男祭りや華麗な女祭り、また鳴り物で編成される「連」(踊りのチーム)が街を中を練り歩き、その踊りを競い合います。
市内の7か所に設けられた演舞場で見学もできるほかに、当日の申し込みで気軽に参加できる「にわか連」もあります。
連絡先:088-622-4010
(徳島市観光協会)
阿波おどり会館
阿波おどり会館のホールでは、1年中阿波おどりを実演しています。昼のおどりでは踊り方の指導も受けられます。夜のおどりは、有名連による舞台を鑑賞することができます。歴史資料や、衣装を展示しているミュージアムもあります。
アクセス :徳島駅から徒歩約10分
連絡先 :088-611-1611
営業時間 :9:00~17:00
(実演を除く)
昼のおどり
14:00/15:00/16:00開演
(土日祝日は11:00も)500円
夜のおどり:20:00開演/700円
定休日 :無休
(阿波おどり開催期間は、実演は8/11~15休演)
眉山
(びざん)
眉山は万葉集にも詠まれた、女性の眉のような形の美しい山になります。市街や吉野川、そして紀伊水道までも一望することのできる展望台やレストラン、モラエス館やパゴダ平和記念塔があります。
アクセスは阿波おどり会館の5階にある眉山山麓駅から、眉山ロープ―ウェイに乗って約6分後、眉山山頂駅で下車してすぐのところにあります。ちなみにロープ―ウェイの往復料金は、1000円で利用できます。
徳島中央公園
徳島中央公園は、徳島城跡に整備された公園になります。徳島藩と藩主蜂須賀家に関する、文化財を展示している徳島私立徳島城博物館や、枯山水と池泉巡廻游式の庭からなる、旧徳島城表御殿庭園があります。
徳島私立徳島城博物館
9:30~17:00/月、祝日の翌日休み
300円
旧徳島城表御殿庭園
9:00~17:00/月、祝日の翌日休み
50円
アクセス:共に徳島駅から徒歩で約10分
連絡先 :共に088-656-2525
新町川水際公園
(しんまちがわみずぎわこうえん)
徳島市内の中心部を流れる新町川の川べりに、整備されている公園のことです。親水公園や貸しボートも備えていて、また夜にはライトアップされるのでよりロマンティックな景色を楽しむことができます。
アクセス:徳島駅から徒歩で約5分
徳島県立阿波十郎兵衛屋敷
(とくしまけんりつあわじゅうろうべえやしき)
人形浄瑠璃「傾城阿波鳴門」の主人公で知られている、坂東十郎兵衛の屋敷跡になります。木偶人形の頭や衣装を展示していて、人形浄瑠璃の上演も行っています。ただし季節によって異なるので、事前に確認しましょう。
連絡先 :088-665-2202
営業時間:9:30~17:00
定休日 :無休
見学料金:400円
アクセス
徳島市営バスの十郎兵衛屋敷前バス停で下車してすぐ
阿波木偶人形会館
(あわでこにんぎょうかいかん)
人形浄瑠璃の主役、表情豊かな阿波の木偶人形を展示しています。現役の人形師による頭の制作過程の説明や、カラクリの仕掛けなどを公開しています。
連絡先 :088-665-5600
営業時間:8:30~17:00
定休日 :第1・3月曜日
(祝日の場合は営業)
見学料金:400円
アクセス:阿波十郎部兵衛屋敷からすぐ
おわりに
阿波25万石の城下町で、豊かな伝統文化に触れてみてはいかがでしょうか?
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