2018/05/05
トルコは東西に長くて標高差もあるため、地方によって気候もさまざまです。ですので旅行の日程を決める時には旅の目的に合わせて旅行時期を選ぶか、それとも時期に合わせて観光の目的地を考えるかになります。今回はトルコの地域別に、旅のベストシーズンを考えてみましょう!(best season in turkey)
目次
イスタンブールと近郊の12月から3月
気候
この時期は、雨が多くて曇りがちになります。0℃以下になる事こそありませんが寒いです。また1~2月には、雪が降ることもあります。
服装
防水加工のコートが1番望ましいです。雨や雪の影響で道も悪くなるので、滑りにくくて水たまりでも平気な靴を用意しましょう。ニットキャップや、手袋もあった方が良いです。
観光アドバイス
ブルザ近郊にあるウル山では、スキーが楽しめます。また街頭で売られている焼き栗(ケスタ―ネ・ケバブ)も、冬の風物詩です。
イスタンブールと近郊の4~5月
気候
4月はまだ肌寒い日もありますが、5月になるといよいよ夏の雰囲気になってきます。
服装
半袖でも大丈夫な日が増えてきます。脱ぎ着しやすい、調整の効く服装を心掛けましょう。
観光アドバイス
この時期からサマータームになります。切り替わりに注意をしましょう。
イスタンブールと近郊の6~9月
気候
夏には30℃以上になることもあって、イスタンブールなどの沿岸部は蒸し暑くなります。
服装
半袖やノースリーブなどのリゾートウェアで大丈夫ですが、ジャーミィなどの宗教施設内では1枚羽織りましょう。けれどもバスの車内などは、冷房が効き過ぎていることもあるので、いずれにせよ羽織るものは持って行きましょう。
観光アドバイス
エディルネのオイルレスリングは、6月下旬~7月上旬に開催されます。イスタンブールでF1が開催される年は、開催時期の前後にホテルが値上がりします。
イスタンブールと近郊の10~11月
気候
10月に入ると、そろそろ肌寒くなってきます。そして雨天の日も増えてきます。実際は日本の秋よりもやや寒く感じます。
服装
そろそろ長袖のシャツやフリース、薄手のジャケットなどを準備してから行きましょう。
観光アドバイス
クルバン・バイラムの前後は、交通機関が混雑をします。
中部アナトリアの12~3月
気候
この時期は冷え込みが激しくて、雪が積もることもあります。平均気温は、だいだい1~2度になります。
服装
コートや手袋などの、防寒具は万全にしましょう。特にカッパドキアツアーに参加する人は、滑りにくい靴の用意も必要です。
観光アドバイス
洞窟ホテルには暖房がないためとても寒いので、ホテル選びには注意をしましょう。レンタルバイクをする時も、雪道や凍結には充分に注意が必要です。
中部アナトリアの4~5月
気候
この時期日中は温かいですが、日没後はまだまだ寒いです。平均気温は、まだ10~15℃しかありません。
服装
日中は半袖でも大丈夫ですが、朝晩はまだ寒いので必ず上着を持っていきましょう。
観光アドバイス
この頃からカッパドキアの気球ツアーが始まりますが、ツアーは基本的に早朝4時くらいに集合するため、寒いので防寒具も一緒に参加をしましょう。
中部アナトリアの6~9月
気候
日中はまだまだ暑いのですが、日没後は涼しくて快適に過ごせます。けれども乾燥が激しいので保湿に注意をしましょう。
服装
半袖で大丈夫なのですが、長袖のシャツも一緒に持参しておきましょう。特にカッパドキアツアーに参加する人は、歩きやすい靴にしましょう。
観光アドバイス
ハイシーズンのカッパドキアであっても、一部の宿を除いて、ホテルには余裕があります。
中部アナトリアの10~11月
気候
日中であれば温かい日もありますが、基本的には肌寒い時期です。ちなみに積雪はまだありません。
服装
フリースやジャケット、コートの用意はしておきましょう。
観光アドバイス
観光地を除いて、ラマザン中の日中は、閉鎖されるレストランが多いので注意しましょう。
おわりに
それぞれ地方ごとの気候をご紹介してきましたが、後は気になるのが航空運賃ですよね。やっぱり高いのは、お正月休みとゴールデンウィーク、そしてお盆休みになります。ちなみにシェケル・バイラムは7月下旬ころ、クルバン・バイラムは10月ころになります。
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