2018/05/05
宝石を散りばめたように輝く、エーゲ海に浮かぶ魅惑の島々。エーゲ海の島と言えばミコノス島や、サントリーニ島を思い描く人も多いでしょう。
けれども他にも、魅力的な島々が点在していることはご存知でしょうか?エーゲ海の島々は、クルーズでわずかの場所にありながら、それぞれの島は実に個性的で雰囲気もさまざまです。
定番のミコノス島とサントリーニ島に加えて、新たな島の魅力を見出してみてはいかがでしょうか?(santorini & mykonos island in greece)
目次
エーゲ海の歴史
ギリシア神話に登場する、アテネの王アイゲウスの息子テセウスは、クレタ島の怪物ミノタウロスを倒して、故郷へ戻りました。
けれども無事を伝える約束の日に、白い帆を上げるのを忘れてしまったのです。そして黒い帆がたなびく船を見た老年の王は、絶望して海へと身を投げてしまいます。
その出来事が起こってからは人々は、この海を彼の名にちなんでアイゲウスの海(エーゲ海)と呼ぶようになりました。
地中海の北とそして東をトルコに、また西をギリシア本土に囲まれた海域になり、古代から文明が発達していて、小アジアとヨーロッパの中継地としても栄えてきました。そんなエーゲ海には、2500以上もの、個性豊かな島々が点在しています。
エーゲ海の島めぐり
船航路で島に立ち寄る
アテネから各島への航路は、船会社によってもさまざまあります。自分の行きたい島々に寄港する船を見つけて、効率よく島めぐりをすることがポイントになってきます。
アテネ~サントリーニ島間を船で移動して、途中でミロス島や、フォレガンドロス島に立ち寄るのも良いでしょう。またはアテネ~ミコノス島間の船での移動の際に、ティノㇲ島に寄るのもいいですね。
飛行機利用で移動時間を短縮
アテネ~ミコノス島間、もしくはアテネ~サントリーニ島間のどちらか、もしくはその両方を、飛行機で移動するアクセス方法もありますよ。その分ミコノス島~サントリーニ島間で寄港地に立ち寄ることができます。
この両島を結んでいる船のほとんどは、イオス島やパロス島、そしてナクソス島に寄港します。夏でしたらさらに便数も多いので、旅行日程にあまり余裕がなくても、1~2日間あれば他の島へ行くこともできます。
サントリーニ島の過ごし方
一生に一度は行ってみたい、そしてギリシャ国内で最も美しい島と人気の高い、サントリーニ島についてご紹介します。
ここは断崖絶壁に広がる、サントリーニ島のイアの町並みがとても美しい島です。白壁の建物が紺碧に輝くエーゲ海と見事なコントラストを見せてくれます。
吸い込まれそうなほどに青い海に、断崖絶壁に広がる白い町並みが美しい、ギリシアのエーゲ海に浮かぶサントリーニ島!
このサントリーニ島は、エーゲ海の島々の中でもひときわ独特な景観をしていて、その岸壁に立ってみるとどこまでも続く海と、そして空を独占したかのような贅沢な気分に浸ることができます。
フィラの断崖には、伝統的な洞窟スタイルが人気の、ポルト・フィラ・スイーツのホテルが建っています。このホテルのプールからは、海と空を限りなく近く感じることができるので、のんびり過ごすことをおすすめします。
サントリーニ島が出来るまで
サントリーニ島の三日月形の一風変わった島の形状は、紀元前1500年ころに起こった、火山の大噴火でもたらされたものです。この出来事は、哲学者のプラトンに大きな影響を与えて、かの有名なアトランティス伝説を生み出しました。
大地震と洪水によって、一瞬にして海中に沈んでしまったアトランティス大陸。そんな海底都市伝説とも相まって、よりいっそうに神秘的な雰囲気を醸しだしているのでしうね。
おわりに
サントリーニ島のフィラでは、急な坂の細い路地や石段が続くために、その移動手段として、ロバに乗って移動するのが人気になっています。またはサントリーニ島からの絶景を眺めながら、島の名産のワインを楽しむのもいいですね。
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