2018/05/05
「博多祇園山笠」は1979年（昭和54年）5月に、国の重要無形民俗文化財として指定され、さらには2016年（平成28年）11月に、ユネスコ無形文化遺産にも登録されました。
福岡県の博多の文化が、世界に認められたというわけです！今回は、この「博多祇園山笠」のスケジュールについてご紹介致します！(schedule of hakata gion yamakasa infukuoka, japan)
目次
７月１日
注連下ろし＜早朝＞
（しめおろし）
注連下ろしとは、各流や町ごとに区域を清めます。笹竹を立てて、注連（しめ）を張り、櫛田神社の新官がお祭りの期間中の安全を祈願します。恵比須流は伝統にならい、６月１日に実地します。
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飾り山笠公開＜朝＞
かざりやまこうかい
博多人形師の手で飾ざりつけられた山笠が、市内14ヶ所に登場し、15日の未明まで飾られます。ちなみに櫛田神社の飾り山笠は、一年を通して飾られています。
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ご神入れ＜朝＞
ごしんいれ
ご神入れとは、山笠に神を招き入れる神事のことをいいます。この日から公開される飾り山笠を先行して、舁き山笠は7日までに行われます。櫛田神社の飾り山笠だけは、6月30日に行われます。
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当番町お汐井とり＜夕方＞
おしおいとり
各流の当番町の舁き手が、締め込み・法被姿で箱崎浜へ出向き、清めの砂の「お汐井」を取って身を清めて、安全を祈願します。帰路では、筥埼宮と櫛田神社に参拝します。
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7月9日
全流お汐井とり＜夕方＞
ぜんながしおしおいとり
舁き山笠の各流から全員が、締め込み・法被姿で参加します。箱崎浜でお汐井を取った後は、筥埼宮と櫛田神社に参拝します。
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7月10日
流舁き＜夕方＞
ながれかき
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7月11日
朝山＜早朝＞
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他流舁き＜夕方＞
たながれかき
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7月12日
追い山ならし＜PM 3:59>
追い山ならしとは、7月15日に行われるフィナーレの「追い山笠」の、本番前の予行練習のとこです。櫛田神社入りを披露した後は、本番より約1km短い約4kmのコースをかけ抜けます。
各流ともにこの日の調子を見て、本番に備えます。
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7月13日
集団山見せ＜PM 3:30>
集団山見せとは、この日だけ舁き山笠が那珂川を渡って、福岡部へ舁き入れる唯一の日になります。そして呉服町交差点を出て、明治通りから天神の福岡市役所前へ集合します。山笠台に、地元の知名士が台上がりをします。
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7月14日
流舁き＜夕方＞
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7月15日
追い山笠＜AM4:59>
大太鼓の合図とともに一番山笠が「ヤ―！」と掛け声を上げ、迫力満点の櫛田入りを披露します。一番山笠となる流れのみが、「博多祝い唄」を歌いあげ、博多の街に飛び出していきます。
そして6分後には二番山笠が、さらには三番山笠からは5分おきに出発します。須崎町の廻り止めを目指して、約5kmを走り抜けます。
博多祇園山笠のフィナーレである追い山笠ですが、なぜ5:00ちょうどではなく、その1分前の4:59に始まるのでしょうか？
それは一番山笠が櫛田入りして歌う「博多祝いの唄」の時間の分をひいてあるからなのです。そしてその後の山笠が5分おきに出発するのに、分かりやすいようにとの配慮されているというわけなのです。
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鎮めの能＜午前6時ごろ＞
しずめののう
鎮めの能は勇ましいい山笠奉納によって、荒ぶる神を鎮める神事です。全ての流が櫛田入りを終えると、境内の能舞台で奉納されます。
おわりに
最後に、「博多手一本」についてご紹介します。博多手一本とは博多風の手締めのことで、追い山笠では、舁き山笠が廻り止めにゴールした後に見られる光景です。
山笠では重要事項で、双方が了承した合図などに「手を入れます」。また山笠期間中の直海で手一本が入ったら、それは解散の合図になります。
よーお シャンシャン ♪
もひとつしょ シャンシャン ♪
よーと三度 シャンシャン シャン ♪
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舁き山笠と飾り山笠！7月1日~15日間開催の博多祇園山笠！
櫛田神社に奉納！危険伴う博多祇園山笠行事がユネスコ無形文化遺産へ登録
午前４：５９開始！フィナーレ追い山笠のスケジュールと博多手一本
も参考にしてみて下さいね！
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