2018/05/05
「世界最大の門を!」と望んだナポレオンの命令により作られた、凱旋門の歴史をご紹介します。その凱旋門からはシャンゼリゼ大通り、コンコルド広場やルーブル美術館まで眺めることが出来ます。反対側にはラ・デファンスや、エッフェル塔をも眺めることも出来ます。またルーブル美術館の周辺にあるオランジュリー美術館や、もう1つの凱旋門と言われているカルーゼル凱旋門も、ご一緒にご紹介していきます!(sightseeing spots around Arc de Triomphe)
目次
当時の世界最大の門「凱旋門」
世界最大の門を!
「世界最大の門を!」と望んだナポレオンの命令により1806年着工しましたが、完成したのはそれから30年後の1836年でした。ナポレオンが亡くなってから、なんと19年ものあとの事だったんですね。
ナポレオンは流刑の地セント・ヘレナ島で亡くなっていて、そのご遺体は1840年にようやく凱旋門(アルク・ド・トリオンフ)を通ることができております。凱旋門は高さが50m、幅が45mの大きさになります。
壁面は浮き掘りにて装飾されていて、それはナポレオンの戦いや、義勇軍の出陣の様子を描いたものになります。中央には第1次世界大戦で犠牲となった、無名戦士のお墓があります。
凱旋門からの眺め
凱旋門は長い螺旋階段を上り屋上まで行くことが出来ます。そこには、360度のパノラマが広がります。凱旋門よりまっすぐに伸びるシャンゼリゼ大通りの延長線上には、コンコルド広場やルーブル美術館をも眺めることが出来ます。今度は反対側にはパリの副都心であるラ・デファンスや、エッフェル塔を眺めることも出来ます。
パリ市内の観光地
ルーブル美術館
現在では世界有数の美術館として知られているルーブル美術館ですが、1190年にフィリップ・オーギュスト王が、宿敵ノルマンディー公(後のイギリス王)を意識して要塞を築いたのが、ルーブル宮のはじまりになります。
ルーブル美術館(Palais du Louvre)の半地階では、当時の要塞の遺構を見ることもできます。その後シャルル5世からルイ14世の時代までは、歴史国王の宮殿として利用されていました。その後は増改築を繰り返しながら、現在のルーブル美術館は世界有数の美術館として知られています。
ルーブル美術館周辺の観光スポット
以前はルーブル宮の西側にあったチュイルリー公園ですが、この公園はチュイルリー宮の庭園でもありました。ヴェルサイユ宮殿の設計で知られている庭師のル・ノートルにより整備されました。
しかし後にチュイルリー宮は焼失してしまうんですね。その庭園には野外美術館のようにマイヨール、ジャコメッティやデュビュッフェの彫刻が置かれております。
チュイルリー公園の西側には、モネの「睡蓮」が展示されているオランジュリー美術館があります。そして東側にはもう1つの凱旋門と言われている、カルーゼル凱旋門(Arc de Triomphe de Carrousel)が位置しています。これは1805年のナポレオンの勝利を記念し、1808年に完成しております。
効率良く観光するのならば、観光バスツアーをおすすめします。マイバス(My Bus)やみゅうバス(Mye Bus)、パリシティヴィジョン(PARISCityVISION)でしたら、日本語のガイド付きでパリの見どころを観光することが出来ますよ!
パリのおすすめツアー
パリの名所を効率よく回るパリ半日観光は、所要が3時間15分で55ユーロになります。またヴェルサイユ宮殿の本館をテープでの案内で回るヴェルサイユ宮殿半日観光は、所要が4時間で70ユーロになります。
フォンテーヌブロー城とバルビゾン半日観光は、所要が4時間半で70ユーロになります。田舎町ジヴェルニーを訪れる、モネの家とジヴェルニー半日観光は、所要4時間半で70ユーロになります。
その他にもライトアップされたパリの市内観光や、リドやムーラン・ルージュのナイトショー、セーヌ川のディナークルーズもおすすめです。
時間がとれるならば、ぜひ昼食付の1日観光へ出かけてみてください。往復14時間半かけて日帰りで、モン・サン・ミッシェルへ行くことも出来ます。ロワーヌ古城巡りは12時間半の所要になり、お城を3ヶ所見学します。
シャンパーニュ地方へは11時間の所要になり、シャンパンの町のランスを訪れます。ユネスコ世界遺産に登録されているノートルダム大聖堂へいったり、シャンパンセラーで、試飲も楽しめます。
こちらも参考にしてみてくださいね!⤵⤵
フランスパリの観光案内所や日本人カフェうらばすを訪れよう
パリ半日観光でシャイヨー宮からエッフェル塔を眺める
パリの朝市
パリには常設市場や広場や大通りに立つ朝市がたくさんあって、その数は100ヶ所近くにもなります。旬の果物や野菜、肉や魚、乳製品やワインが山ほどに積まれています。そんな活気を味わいながら、パリの人たちの生活を体験することも出来ますよ。
アンファン・ルージュの市場
(Marche des Enfants Rouges)
パリ市内で開催される朝市は、主に3ヶ所のエリアに分かれています。小規模ながらも人気があるのが、アンファン・ルージュの市場です。生鮮食品店やお惣菜店が多くあります。またイタリア・モロッコ・メキシコを始めとした、各国の料理を味わうことも出来ます。火曜日から土曜日までは、8:30~20:30、日曜日は17:00で店じまいになります。
グルネルの市場
(Marche Grenelle)
高架下にマルシェが続くのが、グルネルの市場になります。La Motte Piquet Grenelle駅から、Dupleix駅の間の高架したでマルシェが開かれています。観光客よりも、地元の人で賑わっているのが特徴です。水曜日は7:00~14:30、日曜日は7:00~15:00で店じまいになります。
ラスパイユのビオマルシェ
(Marche Biologique Raspail)
最後は新鮮な野菜が豊富に手に入る、ラスパイユのビオマルシェになります。パリで開かれるビオ(オーガニック)マルシェのなかでも規模が大きいもので、新鮮な野菜をはじめ食料品を多く取り扱っています。日用品の品揃えも、豊富です。日曜日のみの開催になり、9:00~15:00で店じまいになります。
また同じく日曜日のみとはなりますが、花市・小鳥市が、シテ島内の広場で開催されています。季節を問わずにお花を購入することが出来ます。8:00~19:00で店じまいになります。
チーズやワインがお好きな方は、こちらも参考にしてみてくださいね!⤵⤵
エメンタールやミモレットのチーズとフランスパンがおつまみ
おわりに
それぞれの滞在期間や予算に合わせて、効率的にパリ市内の観光を楽しんでくださいね!効率的に観光したいのであれば、半日観光などのツアーがおすすめです。日本語ガイドさんが同行するので、ツアー以外の色々な質問にも答えてくれるかもしれませんよ!
合わせてこちらも参考にしてみてくださいね!⤵⤵
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ディエップからSNCFフランス国鉄高速列車TGVでパリへ
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