2018/05/05
ローヌ・アルプ地方にあるトロワバレースキー場は、ゲレンデの総延長距離が約600kmもあって世界最長になります。その広さをスキーで全てアクセスできるという意味でも、世界最大級のスキー場になります。大きく分けてバルトランス、レメニュール、モッタレー、メリベル、クルシュベルの5つのスキー場から構成されていて、共通リフトパスで行き来が可能です。(The World’s largest ski resort called trois vallees in France)
目次
ローヌ・アルプ地方にあるトロワバレースキー場
世界最大のスキー場
トロワバレーは、世界最大のスキー場として知られています。けれどもこの「世界最大」というカテゴリーにも、色々種類があるようです。まずはゲレンデの総延長距離で言うと、このトロワバレーの1つのバルトフランスはなんと約600kmもあって、堂々の世界最長になります。
ちなみに圧雪コースの総面積が世界一は、アメリカにあるベイルになります。その他にもベースタウンの広さも合わせて、世界一というカテゴリーもあります。またはゲレンデだけでなくて、ホテルやレストランのサービスや、お客様の満足度を含めての世界一、展望が世界一とたくさんの項目で「世界一」が存在します。
私が2017年の冬に訪れたフランスのトロワバレーは、いくつかのスキー場の集合体になるんですが、スキーでアクセスできる広さが世界最大だと言われています。それだけではなくてこのスキー場は、世界のどのスキー場よりもリフト回しが効率的な作りになっていました。申し分のない結果です。
共通リフトパス
スキー場によっては登山列車を利用するところも多いので、トロワバレーのようにリフトが網の目のように張り巡らされていると、効率良く滑走距離を稼ぐことが出来るというわけになります。この点からたくさんのスキーヤ―の、ニーズに応えることが出来ると言うわけです。
ちなみにトロワバレーと言うのは、フランス語で「3つの谷」を意味していて、その名前の通りに3つの谷あいに5つのスキー場が点在していました。そしてなんとその5つのスキー場は1つの共通リフトパスで、自由に行き来が可能なのです!
しかし忘れてはいけないのが、ここは世界最大のスキー場だということ。もちろん1日ですべて滑走できるなんてことは全くなくて、恐らくは1週間は必要ではないかとみています。
こちらの👉👉世界最大フランスアルプスのスキー場のアクセスとリフト料金も参考にしてみてくださいね!
たくさんのスキー場の集合体トロワバレー
先ほど5つのスキー場で構成されているとご紹介致しましたが、その5つとはまずは私も足を伸ばしたことのあるバルトランス、続いてはレメニュイア・モッタレー・メリベル、私のベースゲレンデのクルシュベルの5つになります。
さらに細かくご紹介すると、クーシュベル(Courchevel)、ラ・タニア(La Tania)、メリベル(Meribel)、ブライズ・レ・ベイんズ(Brides-les-Bains)、レメニュイア(Les Menuires)、セント・マーティン・ドゥ・べレヴィ―ル(St Martin de Belleville)、バルトランス(Val Thorens)、オーレル(Orelle)の8つのスキー場の集合体になります。
コースの総延長は約600km以上ととっても長くて、リフトは合わせて約200基もあります。200基を全部利用しようと思うと、やはり1週間は掛かりますよね!?
こちらの👉👉トロワバレー・クーシュベルのスキーシャトルバスと最寄り駅からのアクセス方法も参考にしてみてくださいね!
トロワバレーを構成する主なスキー場の特徴
バルトランススキー場
それぞれのスキー場の特徴を、ご紹介していきます。バルトランスは標高が2,300mと、トロワバレーのなかでも1番標高が高い場所にベースがあるのが特徴です。標高が高い分雪質も良かったですし、ここから見るヨーロッパの最高峰モンブランが私は大好きです。
詳しくは👉👉世界最大フランストロワバレーのバルトランススキー場も参考にしてみてくださいね!
レメニュールスキー場
そのバルトランスからさらに標高をおとすと、レメニューイアにアクセス出来ます。このスキー場の特徴は他のスキー場と雰囲気が全く違い、どこか近代的な匂いのある街並みです。他のスキー場はコテージ風が多いんですが、ここはその町の雰囲気も楽しんで頂きたいスキー場です。
モッタレスキー場
モッタレは、とてもゲレンデアクセスのしやすい立地になります。モンブランももちろん見えますし、立ち入り禁止区域内には、氷河を見下ろすことも出来ます。
メリベルスキー場
メリベルは、トロワバレーの中心に位置しているため、全てのスキー場へのアクセスが便利なのが特徴です。宿泊施設は、スキーイン&アウトが基本です。ここをベースにすれば、トロワバレーの全域は滑走出来なくても、1日で他の全てのスキー場へスキーで行くことが出来ました。
詳しくは👉👉フランストロワバレーのメリベルスキー場でスノーボードも参考にしてみてくださいね!
クーシュベルスキー場
最後に私も2度も滞在したクーシュベルは、言わずと知れたこの世界最大のトロワバレースキー場のなかでも、さらに最大のスキー場になります。その中でもクーシュベル1850は高級リゾートとして知られております。5つ星ホテルや、ミシュラン3ツ星レストランもありました。
詳しくは👉👉世界最大のフランストロワバレーのクーシュベルスキー場も参考にしてみてくださいね!
トロワバレーのアクセス方法
一番近い空港はスイスのジュネーブ空港で、バスで大体3時間くらいです。私はこのルートではなくて、日本よりまずはパリへ降り立ちました。そのあとはフランス国鉄の高速列車TGVを利用して、ムティエ(Moutierrs)に向かいました。
利用する時間帯によっては、乗り換えが発生します。最速でも4時間からで、乗り換えが発生すればもう1~2時間かかることもありました。このムティエが、鉄道としては最寄り駅になります。
詳しくは👉👉フランスアルプスのスキー場とトロワバレーなどのアクセス方法
シャルルドゴール空港からリヨン駅経由しTGVでローヌ・アルプスへも参考にしてみてくださいね!
おわりに
今回はここまでですが、また次回もう少し詳しくご紹介します!なにせ世界最大のスキー場ですから、ご案内したいことも、ここでは書ききれませんでしたので。とにかく各スキー場までのアクセスを確認することが、1番重要です。ミニバスがおすすめですよ。
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