2018/05/05
今回はシンガポールにある、「リトルインディア」の街へのアクセス方法や、ヒンドゥー教寺院特有のあの極彩色のゴープラムがある「スリ・ヴィラマカリアマン寺院」、また正式名をシャカ・ムニ・ブッダガヤ寺院と呼ばれている、「千燈寺院」などの観光スポットについてご紹介しています。
シンガポールはたくさんの民族が暮らしていて、それぞれが特色のある街を作っています。私が思うシンガポールの魅力は、高層ビルが並ぶ街と民族エリアが隣合わせていることです。ほんの数十分の移動で、まったく匂いの違うエスニックタウンに行くことができましたよ。今回は私の好きな、リトルインディアの街をご紹介します。(Little India in Singapore)
目次
リトルインディアへのアクセスとロケーション
(access to Litte India in Singapore)
MRT東北線を利用したアクセス
シンガポールの町の西側を走っている、MRT東北線を利用しました。リトルインディアの街の中の目的地によって、「リトルインディア駅」か「ファーラー・パーク駅」を利用すると良いでしょう。
このリトルインディアの街は、以前はインド人ばかりが往来する場所でした。そして今でもたくさんのサリーを着た女性、白いインド服に身を包んだ男性が、街を行きかっていました。
そして花を持った一団がヒンドゥー教寺院へと入って行く様子も、よく見かけました。そして通りを歩くとインドの独特な音楽が聞こえはじめ、お店には色とりどりの香辛料が並んでいます。
リトルインディアのロケーション
リトルインディアの街は、シンガポールのダウンタウンの北東部に位置していて、「セラングーン・ロード」を中心としてインドの世界が広がっていました。
ここには1820年代からイギリスの植民地政策として、南インドから移住させられた人たちが住み着いた街です。その後も彼らのインドの文化や伝統をかたくなに守り続けた街なんですね。
シンガポールの基礎知識や民族について知りたい方は、こちらも参考にしてみてくださいね!
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リトルインディアの観光スポット
(sight spot in Little India ,Singapore)
スリ・ヴィラマカリアマン寺院
(Sri Veeramakaliamman Temple)
テッカ・センターから「セラングーン・ロード」を2~3分歩くと、左側にヒンドゥー教寺院特有のあの極彩色のゴープラム(高門)が見えてきました。この印象的なゴープラムには、ヒンドゥー教の神・神聖な動物と言われている牛・戦士などが彫り込まれていました。
シヴァ神・その妻のカーリー神・ヴィシュヌ神が、中央祭壇に祀られていました。それにしても、中には大勢のインド人が集まっていました。中には上半身裸の僧呂が、大きな銅鑼(どら)を叩いている光景も見ることが出来ました。
寺院の外の西側には、女神スリ・ペリヤッチの祠堂がありました。これは王妃のお腹を裂いて、内臓を食べる伝説の場面を表しています。
MRT東北線リトル・インディア駅から徒歩約5分
5:30~12:15, 16:00~21:00 年中無休 無料
千燈寺院
(Temple of Thousand Lights)
メインストリートの「セラングーン・ロード」を北へ進んでいくと、「千燈寺院」へ到着しました。正面入口には、大きなトラの像があるので、見つけやすかったです。ここはタイ仏教とシンガポールの中国仏教が調和した寺院で、正式名は「シャカ・ムニ・ブッダガヤ寺院」と言います。
1927年にタイから来た僧の、ブティーサーサラ師が建てました。寺院と言っても大きな堂がひとつあるだけなんですが、中にはその堂いっぱいになる15mもの高さ、350トンもの重さの極彩色の仏像が鎮座していました。
千燈寺院の中へ入ってみよう
そしてその仏像の周りに1080個もの法灯があるので、千燈寺院の通称が付けられたというわけなんですね。仏像の裏側に周ると、その像の内部への入り口もありました。実際に中に入ってみると、小さかったのですが極彩色の寝釈迦仏があって、仏蛇の生涯が描かれていました。
堂内の左側には、私の好きなおみくじがありました。おみくじのやり方は、自分の干支が書かれた所から回転盤を回すのですが、男性は右へ女性は左へと回しましょう。そして止まったところの数字の運勢が書かれた紙をもらいましょう。1回$0.5です。
MRT東北線ファーラー・パーク駅から徒歩約5分
8:00~16:30 年中無休 無料
リトルインディアのその他の観光スポットに興味のある方は、も参考にしてみてくださいね!
シンガポールのリトルインディアのセラングーンロードと寺院
おわりに
このリトルインディアの街には、もっともっと見どころがありますし、美味しいインド料理もたくさんありました。そしてここシンガポールにはこのリトルインディアの街だけではなくて、チャイナタウンやアラブストリートなど、たくさんの民族の街が点在していました。けして大きくはないシンガポールですが、見どころ満載です。是非次の機会に、またご紹介しますね。
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