2018/05/05
毎年秋田県で開催されている「大曲の花火」は、2018年は第92回を迎える全国花火競技大会になります。昼花火は17:30から、そしてメインの夜花火は18:50から開催されています。私も実際に行ってきたので、事前に準備するものや、現地での注意事項などをご案内していきます。(Omagari Fire Works in Akita)
目次
台風や集中豪雨の影響
ここ数年は開催前に台風や集中豪雨が続いた影響で、花火会場となる雄物川河川敷が冠水してしまう年が続きました。一部の資材が流されたりと被害がでてはいますが、毎年復旧作業を急ぎ、大曲の花火は予定通り開催されています。
大曲の花火の歴史
秋田県大仙市で開催されている日本一の技術を競い、またその伝統を誇る全国花火競技大会は、毎年の8月の最終土曜日に、大曲地域の雄物川河川敷で開催されています。全国から選ばれた一流の花火師が30名前後集い、当日集まった約80万人の観客を魅了しています。
大曲の花火大会の始まりは明治43年の8月に、奥羽六県煙火共進会が諏訪神社祭典の余興として開催されました。その4年後には全国花火競技会と規模も大きくなっていきました。
大曲の花火の特徴は、何と言っても実際に制作をした花火師が打ち上げるというとこで、最も権威のある大会とされています。
そのため出羽丘陵をバックに上がる花火の色彩・音響・安全の3点の面からみて、全国一の環境に恵まれているので、花火師も採算を度外視して、一発に演出を込めているのです。
チケットの購入について
予約及び購入方法
有料観覧席(桟敷席)の購入は、電話・インターネット・直接販売の3通りがあります。直接販売は毎年、大曲商工会議所会館で7月上旬から行われます。6月上旬から受け付けを開始していて、その後抽選が行われています。
抽選で当たった方は、郵便振替・クレジット決済・現金引換えのいずれかで購入が出来ます。詳しくは、0180-993-667まで問い合わせてみてください。また二次販売は、インターネットのみでの販売になります。
観覧席の種類
2017年の料金になります。参考にしてください。
桟敷A席(定員6名) 23,000円
桟敷C席(店員5名 )15,000円
桟敷イス席(店員1名 )3,000円
有料自由席
元々は無料で開放されていた自由席エリアも、トイレの設置・警備員・芝の復旧作業等で多額の費用が必要なために、2017年から有料化になっています。高校生までは今まで通りの無料ですが、大人は1人1,000円となり当日のお支払いに変更となっています。
テント設営可駐車場
2017年から全て予約制となっています。あくまでもこのスペースはテント設営が可能な駐車場であって、キャンプ場ではないことを理解しましょう。必要なものは飲料水を含めて、全て準備してから参加しましょう。
また大雨などの気象状況で危険と判断された場合は、駐車場が閉鎖されます。その際に個別での連絡はないので、各自でホームページを確認してくださいね。また他の駐車場への振り替え等もないので、あらかじめ理解をしておきましょう。
当日の交通規制
花火大会の当日は、大仙市の大曲地域の全域で交通規制が行われます。指定方向以外は禁止されるなど、通常とは違い交通規制が行われますので、ご注意ください。交通のお問い合わせは、大仙市観光交流課0187-63-1111までお問い合わせください。
虫刺されに注意
会場では雄物川に生息しているツツガムシの害虫駆除をしているので、花火観戦後は早めに服を脱いで身体を洗うように呼び掛けています。また会場ではその虫よけのために、虫よけスプレーやクリームを使用しましょう。
秋田大曲花火競技会の写真集
おわりに
当日駐車場からは片道1時間以上は歩きますので、歩きやすい靴と汚れても良い服装、そして荷物は最小限にしましょう。現地で重宝したのはヘッドライトや懐中電灯、ポケットティッシュとウエットティッシュ、天候によっては長ぐつ、ビニールシート、クッションか座布団もあるといいですね。靴袋用にビニール袋もあると、いろいろと使えますしね。後は上着とカッパも忘れずにね。
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