2018/05/05
他民族&多文化なマレーシアの、「食」」のレパートリーは驚くほど多彩です!マレーシアを旅すれば、感動のグルメ体験を味わえる間違いなしです!
今回は、ぜひ食べて欲しいおすすめのマレー料理をはじめ、中華料理やインド料理をご紹介します!(malay & chinese & indian &nyonya food in malasia)
目次
マレー料理
マレー料理といえばチリや香辛料、発酵させた小エビなどで作った、サンバルソースという調味料をベースに、ココナッツミルクやピーナッツなどを使った、コクのある味わいの料理が多いのが特徴になります。
主にイスラム教徒であるマレー人が食べるため豚肉は使わずに、また使われる肉や食材はすべて「ハラル」になります。
このハラルとはイスラム法にのっとって処理された食材で、豚などの食用を禁じられている動物などを使用せずに、その他の肉類も規定の方法で処理されています。
1番のおすすめはナシレマ(Nasi Lemak)です。ナシレマはココナッツミルクで炊いたご飯に、素揚げした小魚(イカンビリス)や、サンバルソースなどを混ぜて食べる、マレーシアの代表的な朝食です。ピリ辛なソースが、やみつきになる味です。
次におすすめするのはサテー(Satay)です。香辛料で下味を付けた肉を、串に刺して焼いた料理のことで、甘めのピーナッツソースを付けて食べるのがマレーシア風です。付け合わせは、香草と一緒に炊いたご飯をつぶして、型に固めたライスケーキです。
中華料理
人口の約4分の1が中国系のマレーシアでは、広東や福建、海南島など、それぞれのルーツの郷土料理が食べれるほかに、マレーシアの風土や、食材と融合したオリジナル料理も生まれました。もちろん伝統的な北京料理や、四川料理なども楽しめます。
1番のおすすめはスチームボート(Steamboat)です。スチームボートとは出汁スープをはった専用の鍋に、肉や野菜、魚介や豆腐などの具材を入れた料理のことで、日本の水炊きのようなさっぱりとした味わいになります。
お好みで、チリソースなどを付けていただくのも美味しいですよ。やっぱり最後のシメには、麺を入れて食べてみましょう。
次におすすめするのは、海南(ハイナン)チキンライス(Hainanese Chicken Rice)です。鶏ガラスープで炊いたご飯に、蒸し鶏もしくはロースト鶏を添えたメニューのことで、ソースをかけたあっさりチキンと、鶏ガラご飯がベストマッチした料理です。
中国海南島の料理ではありますが、マレーシアの定番料理になりました。マラッカでは、ライスがボール状になっているのも特徴です。
インド料理
マレーシアのインド系の人々は、南インドからの移民の子孫が多くて、お米や豆類、魚やヨーグルトなどを使った料理が、よく食べられています。
コクを引き立てる爽やかな酸味があって、日本人にも食べやすいのが特徴です。都市部には北インド料理のレストランも多くあります。
1番のおすすめは、タンドリーチキン(Tandoori Chicken)です。ヨーグルトや香辛料で下味を付けた鶏やエビなどを、土窯で焼いたタンドリー料理のことです。タンドリーは代表的な北部インド料理ですが、こちらマレーシアでも人気の料理です。
次におすすめするのはバター・チキン・カレー(Butter Chicken Curry)です。日本でもポピュラーなインド料理メニューではありますが、マレーシアでは、より本格的なバター・チキン・カレーを味わうことができます。
ギーというバターを煮詰めてこしたピュアな油と、ナッツ類のペーストをふんだんに使った、まろやかで濃厚な味わいのカレーです。
おわりに
この他にも、ニョニャ料理もおすすめです。ニョニャ(Nyonya)とはプラナカンの女性を意味していて、中国料理をベースにマレー料理のレシピを取り入れた、オリジナル料理になります。
多種類のスパイスとココナッツミルクを使っていて、手間ひまかけて作られている料理が多いのも特徴です。
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