2018/05/05
マラッカは大航海時代の面影を残している、マレーシアの古都でもあります。また東西融合の、ミックスカルチャ―が面白い地域でもあります。600年の歴史が薫る栄華を辿りながら、カフェやグルメ、ショッピングを楽しみましょう!(Malacca in Malaysia)
目次
街歩きのジャランジャラン
マラッカのほとんごの見どころが、徒歩圏に集中しています。ですので旧市街はジャランジャランにピッタリです。ちなみにジャランジャランとは、ブラブラ街歩きのことです。
マラッカ王国から始まりポルトガル領、オランダ領からイギリス領など様々な歴史を経てきた古都ゆえに、アジアと西洋が融合した独自の文化が発達していきました。世界遺産にも指定されている旧市街の史跡や名所はほぼ徒歩圏に集中しています。
オランダ広場とキリスト教会
(Dutch Square, Christ Church, The Stadthuys)
マラッカの街歩きは、オランダ広場からスタートします。このオランダ広場は、17~18世紀のオランダ統治時代の建造物が集まった、サーモンピンクの広場になります。キリスト教会やスタダイズ、19世紀のイギリス領時代の噴水や時計塔など、撮影スポットが満載です。
華やかなトライショーも、風物詩の一つです。こちらには、マラッカ・セントラルバスターミナルから車で10分でアクセス出来ます。
セント・ポールの丘とセント・ポール教会跡
(Bukit St. Paul, St. Paul’s Church )
セント・ポール教会は、ザビエルゆかりの教会です。この協会は、旧市街を一望できる小高い丘に位置しています。16世紀にポルトガルによってセント・ポール教会が建てられ、フランシスコ・ザビエルも日本への布教前に一時滞在しています。
またセント・ポール教会は夕陽の名スポットとしても知られていて、マラッカ海峡を赤く染める光景は大変ロマンチックです。こちらへは、オランダ広場から徒歩で約5分でアクセス出来ます。
サンチャゴ砦
(Porte de Santiago / A’ Famosa)
サンチャゴ砦は、マラッカのシンボルとして知られています。ポルトガルがマラッカを統治した、1511年に築かれた要塞跡になります。その後オランダが要塞を拡張しましたが、イギリスによって破壊されて、サンチャゴ砦の門と大砲だけが残されました。
こちらはセント・ポールの丘と、セットで見学することをおすすめします。オランダ広場からは、徒歩約10分でアクセス出来ます。
マラッカ・スルタン・パレス
Malacca Sultanate palace / Cultural Museum)
マラッカ・スルタン・パレスは、古代王朝の宮殿を再現したものになります。マラッカ王家の年代記「スジャラ・ムラユ」の記述を元に、再現された当時の王宮で文化博物館になっています。
大航海時代以前のマラッカの様子や、マレーシア各州の民族衣装などを見ることが出来ます。こちらまではオランダ広場から、徒歩約12分でアクセス出来ます。
開館時間 : 9:00~17:30 (靴を脱いで見学)
入場料 : 大人RM1 / 学生&子供 RM0.5
おわりに
カラフルなプラナカン文化の地でもある、ジョンカー・ストリート(Jonker Street / Jalan Hang Jebat)を中心としたマラッカ川の西側には、かつて中国系男性と地元女性との間に生まれた、「プラナカン」と呼ばれる人々の文化が多く残るエリアになります。
カラフルなショップハウスや土産物屋、カフェやレストランなどが並んでいます。毎週土曜日の夕方からはナイトマーケットが開かれ、縁日のような賑わいです。こちらまではオランダ広場から、徒歩で約2分でアクセスできます。
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