2018/05/05
今回はフィンランドの自治大公国の首都になったヘルシンキの、歴史的な中心街についてご紹介致します。ヘルシンキ市庁舎やヘルシンキ市博物館、そしてマーケット広場やオールドド・マーケット屋内市場、ウスペンスキ寺院などをご紹介します!(Helsinki inFinland)
目次
ウスペンスキ寺院
(Uspenskin Katedraali)
1868年に完成したカタヤノッカにあるウスペンスキ寺院は、西ヨーロッパで最大の正教会寺院です。ロシアの教会建築家アレクセイ.M.ゴルモスタイェヴが設計しました。
寺院は、カタヤノッカ公園の緑に囲まれています。赤レンガの建物は東西の影響が見られ、外観は古いスラブの伝統を受け継ぎ、内部は正教会ビザンチン様式と、イタリア芸術に影響されています。
開館時間
9~5月 月曜日休館
火~金曜日 9:30~16:00
土曜日 10:00~15:00
日曜日 12:00~15:00
開館時間
6~8月 月曜日休館
火~金曜日 9:30~20:00
土曜日 10:00~15:00
日曜日 12:00~15:00
祭日とその前日はミサの時間のみ開館
入館料金 無料
ヘルシンキ市庁舎
(Kaupungintalo)
ヘルシンキ市庁舎はもともとホテルとして、C.L.エンゲルによって設計された建物(1833)が、1920年代にヘルシンキ市庁舎に改築されました。新古典派主義様式の市庁舎は、1960年代に建築家アアルノ・ルースボリの設計により、内部が近代的なスペースに改築されました。
現在は市庁舎のエントランスホールには、市のインフォメーションセンターであるヴィルカ・インフォと、展覧会のためのヴィルカ・ギャラリーがあります。ここでは様々な案内を受けたりイベントが楽しめるだけではなくて、誰でもPCや無料Wi-fiを利用出来ます。
開館時間
月~金曜日 9:00~19:00
土・日曜日 10:00~16:00
入館料金 無料
ヘルシンキ市博物館
(Helsingin Kaupunginmuseo)
「ヘルシンキに夢中(Hulluna Helsinkiin)」展では、市民のお気に入りの場所や様々な市民のエピソードで、ヘルシンキの歴史が浮き彫りになります。リュフトゥホールでは、特別写真展も行われます。市博物館内キノ・エンゲル映画館では、毎日ヘルシンキの街が描かれた映画を上映しています。
フィンランド語とスウェーデン語の映画が主で、夏季(6~8月)には英語で視聴出来る映画も上映されます。
会館時間
月~金曜日 9:00~17:00
木曜日 9:00~19:00
土・日曜日 11:00~17:00
入場料 無料
マーケット広場
(Kauppatori)
ヘルシンキで最も有名な市場のマーケット広場では、伝統的な食料品やお菓子、季節の味の他に手工芸品や土産物も売られています。冬の冷え込む日には、カフェの温かいテントで、湯気を立てるホットコーヒーで一息つくのも良いでしょう。
会館時間
月~金曜日 6:30~18:00
土曜日 6:30~16:00
5~9月は日曜日 10:00~17:00も営業
入場料 無料
オールド・マーケット屋内市場
(Vanha Kauppahalli)
オールド・マーケット屋内市場は修復工事が終わり、2014年夏にオープンしました。120年の歴史を誇る市場は、質の良い食材と、プロのサービスで知られています。
会館時間 月~土曜日 8:00~18:00
おわりに
その他にも、エスプラナーディ公園も見どころです。この公園は200年もの間、市民や観光客が憩う、首都を代表する公園の役目を果たしてきました。
その昔はオシャレをした人々が競って集うところでもありました。いまでは気候の良い季節には、周辺のテラスでくつろぐ人や、芝生でピクニックを楽しむ人たちで賑わいます。
公園の中央にはフィンランドを代表する、詩人ヨハン・ルドゥヴィク・ルーヌベリ(J.L.Runebergin)の銅像が、1885年以来立っています。エスパ・ステージでは、5~9月にかけてコンサートが開かれます。
合わせて
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元老院広場や広場街区をトラムで巡るフィンランドヘルシンキ
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