2018/05/05
多くのファンから愛され続ける山口県のSL「やまぐち」号は、全盛期の車両を復元した新客車の運行をスタートしました!車内では街の景色を目の前にする展望デッキや、展示コーナーに運転シュミレーター体験などもできます。
今回はそんなSL「やまぐち」」号の魅力をお伝えいたします。さあ、子供から大人までが大満喫できるSLの旅に、リニューアルされたレトロな客車でいざ出発です!(SL Yamaguchigo-go between Yamaguchi and Tuwano in Shimane)
目次
2017年9月に新製客車がデビューしました!
JR山口線の新山口駅と津和野駅の間の約63kmを、約2時間で走る蒸気機関車SL「やまぐち」号は、一時は廃止こそされましたが昭和54年(1979年)に復活しました。
乗車には、乗車券と指定席券520円が必須になります。指定席券は乗車日の1か月前の10時から、全国のJRみどりの窓口等で発売されています。
35系の5両編成となっています。SL全盛期の客車を復元して作られた、新客車が登場いたしました。レトロな雰囲気が際立つデザインとなっています。
連絡先 : 0570-00-2486
(JR西日本お客様センター)
乗車料金 : 1660円
(乗車区間が新山口駅~津和野駅の場合
指定席券520円含む)
運行列車のプロフィール
C57 1 貴婦人
昭和12年(1937年)に誕生してから、四国を除く全国の主要線区で活躍してきました。またその全体のバランスの良さから、「貴婦人」という愛称を持っています。80歳です。
D51 200 デゴイチ
昭和13年(1938年)に走行を開始しました。昭和47年(1972年)の引退車両を大改修して、山口観光の目玉として復活が決定した蒸気機関車です。79歳です。
C56 160 ポニー
昭和14年(1939年)に誕生しました。可愛らしい小ぶりなボディーと、低くて力強い気笛音がトレードマークにもなっています。78歳です。
運行区間と撮影ポイント
新山口駅
(津和野駅発の新山口行きでは
地福駅と仁保駅は通過)
↓↑
湯田温泉郷駅
↓↑
山口駅
↓↑
仁保駅
(停車時間が長めなので
記念撮影のチャンス)
↓↑
篠目駅
↓↑
長門峡駅
(地福駅との間に朱塗りの鉄道を渡る)
↓↑
地福駅
(停車時間が長めなので
記念撮影のチャンス)
↓↑
鍋倉駅
↓↑
徳佐駅
↓↑
津和野駅
(駅舎近くの転車台で向きを切り替え)
車両の特徴
1号車
グリーン車になります。高級感の溢れる赤いシートが特徴で、足をゆったり伸ばせるのがうれしいですね。津和野行きの間は、展望デッキが備わっていて、グリーン車のお客様の専用デッキとなっています。
2・3・4号車
普通車になります。懐かしさのなかに、品のあるデザインが特徴です。木調のテーブルが、温かみを感じさせてくれます。
3号車
3号車の一画には、展示コーナーが設けられています。SLの歴史を学べる展示スペースの他には、運転シュミレーター体験ができるゲームコーナーもあります。また、販売コーナーも設置されています。
5号車
バリアフリーに対応の車両になっています。さらには多目的室や、多機能トイレも備えています。誰もが快適に過ごせるように、配慮がほどこされています。新山口駅行きの間は、自由に展望デッキを利用できます。
機関室を覗いてみよう
新山口駅や津和野駅での出発前は、記念撮影する乗客で混雑するため、余裕をもって到着しておくようにしましょう。そして時間があれば、ぜひ機関室を覗いてみましょう。石炭をくべる貴重な様子が見られるのも、このSLの旅ならでは醍醐味のひとつですよ。
ちなみに機関車は、出発の約20分前に到着します。そして見学する際には、機関士さんたちの迷惑にならないようにも気を付けましょうね。
SL「やまぐち」号の写真集
おわりに
最後におすすめのお土産といったら、なんといってもこれ! C57 SLやまぐち号チョロQ XIVで1296円になります。これはC57 1である貴婦人をチョロQで忠実に再現したものです。
チョロQはSL「やまぐち」号で車内販売されているので、乗車の記念に最適なお土産といえるでしょう。
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