2018/05/05
浅草寺のお作法も、撮影スポットもこれでばっちり!?今回はお水舎でお清めを終えた後の、参拝の順番とお作法についてご紹介します!(photo stops at seisouji in asakusa, tokyo)
目次
煙の絶えない常香炉で身を清めよう
じょうこうろ
常香炉とは
常香炉とは昭和33年(1958年)10月に設置された、本堂前にある香炉のことです。立ち上がる線香の香りで生活臭を消して、身体を清めましょう。
また体の悪い部分にその煙を浴びせると良くなるとも言われています。混んでいるので順番を待って、そして本堂の方を向いて煙を浴びましょう。
常香炉のお作法
香炉の右にある授香場で線香(1束100円)を購入して、そのお線香を香炉に立てましょう。そして煙を手であおぎ、自分の体に引き寄せて、その煙で体を浄化させましょう。
また比較的混雑する場所なので、お互いに譲り合ってお清めをしましょうね。
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入母屋造りの本堂
ほんどう
本堂とは
本堂とは、通称呼ばれている「観音堂」の名のとおり、ご本尊である聖観世音菩薩を泰安しています。またすべての願い事が叶うとされる、現世利益の祈願霊場としても知られています。
入母屋造りの大屋根が立派な、お堂の本堂の天井に描かれた天人と龍の絵も、大変見応えがあります。
また本堂の特徴的な屋根と、その対称で近代的な東京スカイツリータワーのコラボも、見どころになります。本堂に向かって、左側の広場くらいの位置が撮影のベストスポットになりますよ!
本堂でのお作法
本堂も、いつも非常に混んでいます。まずは本堂前の階段に並んで、自分のお参りの順番が来たら、まずは一礼しましょう。
次にお賽銭を入れて、胸の前で静かに合掌をして祈願をしましょう。「南無観音菩薩(なむかんのんぼさつ)」と唱えましょう。
祈願が終ったら、最後に一礼することを忘れないように気をつけましょう。この流れが、正しいお参りの方法になります。
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9体の仏堂を祀る影向堂
ようごうどう
影向堂とは
影向堂とは本堂の左側奥に位置しており、「影向衆(ようごうしゅう)」と呼ばれている、観音様に協力する仏様を祀っています。また浅草の名所である、七福神の大黒様もこちらに祀ってあります。
影向堂でのお作法
参拝のあかしとしていただく、御朱印というものがあります。御本尊である聖観世音菩薩と、浅草の名所である七福神の大黒様の御朱印の二つがあります。
聖観世音菩薩の御朱印は300円になります。もしも御朱印帳を持っていなくても、半紙でいただくこともできますよ。
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おみくじ処で運試し
おみくじどころ
おみくじ処とは
参拝記念のお楽しみといえば、おみくじですよね!浅草寺のおみくじは、比叡山延暦寺から広まったとされていてます。1番から100番のくじをひく、観音百籤(かんのんひゃくせん)といわれるものになります。
100円を納めて、筒から出た番号の引き出しから、おみくじを1枚もらいます。浅草寺のおみくじは凶が多いと言われますが、古来の割合のままになります。
おみくじ処でのお作法
浅草寺のおみくじは、約3割が凶になります。もしも凶などの好ましくない内容であったならば、観音様のご加護を願い、境内の指定の場所に結び、ご縁つなぎをしましょう。
そして誠実に過ごせば、吉に転じるとされています。
おわりに
観音様のご利益を受けられるお守りは、20種類以上も揃います。常香炉の手前にある札場で購入しましょう。お守りでご利益アップ、間違いなしですね!
所願成就の金鱗守(きんりんまもり)というお守りは、その裏が金龍の鱗をかたどったお守りになります。生まれ年ごとの梵字(ぼんじ)が、印されてあります。500円で購入できます。
心願成就の蓮弁守(れんべんまもり)は、蓮の花びらの形をしたお守りになります。その中には、観音様が入っています。1500円で購入できます。
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