2018/05/05
全ての願いが叶うという、現生利益の祈願霊場として名高く、「浅草観音」の愛称で親しまれる浅草寺(せんそうじ)!その浅草寺の作法や、見どころをおさえて巡ってみましょう!これを見れば、お作法も撮影ポイントもバッチリですよ!(sensouji in asakusa, japan)
目次
都内最古の浅草寺
せんそうじ
推古36年(628年)年に創建されたと伝わり、約1400年の歴史を誇る都内最古のお寺でもある浅草寺。年間で約3000万人が訪れる、東京屈指の観光地として知られています。
御本尊の観音菩薩様をはじめ、縁結びの仏様として知られる愛染明王などが祀られています。本堂や雷門など、歴史的な建造物にもぜひ注目してみてください。
営業時間 : 6:00~17:00 10月~3月 6:30~
定休日 : 年中無休
アクセス
地下鉄浅草駅6番出口から徒歩約5分
総門の雷門
かみなりもん
ちょうちん
雷門(かみなりもん)は浅草寺の入り口にあり、ぞの高さは3.9メートル、重さは約700kgの大きなちょうちんが吊るされた総門になります。
雷門前は、定番の撮影スポットです。そのために常に混雑しているので、早朝の時間を狙うと撮影しやすいですよ。また雷門の全体を撮影したいのであれば、目の前の道路の反対側から撮ることをおすすめします。
そのちょうちんの底には、雲を呼び雨を降らせる力を持つという、龍の彫刻が施されています。観光スポットでもあるそのちょうちんの底は、ぜひのぞき込むように撮影してみましょう。
風神・雷神像
また門の表側には風神・雷神像(ふうじんらいじんぞう)が配されているため、「風雷神門」が正式名称になります。そしてその裏側には、竜神像が安置されています。
風神・雷神像とは、連太鼓を背負った雷神と、風を起こす大きな袋を持った風神の像になります。その高さは2.3メートルで、明治7年(1874年)に補刻されました。
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浅草寺の参道・仲見世通り
なかみせどおり
仲見世通りとは、土産店がずらりと並ぶ雷門と本堂を結ぶ参道のことで、日本で最も古い商店街になります。
約250メートルも続くその通りには、お土産やお菓子を販売する店舗がずらりと軒を連ねています。ただし食べ歩きはNGなので、要注意ですよ!
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本堂前にそびえる山門・宝蔵門
ほうぞうもん
昭和39年(1964年)に再建された宝蔵門は、二階建ての大きな山門のことで、かつては仁王門とも呼ばれていましたが、寺の什宝物を収蔵することから呼び名が変わりました。宝蔵門の門前も、おすすめの撮影スポットです。
また門の裏側には、高さが約4.5メートルもある大わらじがあり、健脚を祈る人も多くいらっしゃいます。
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参拝前のお清めのお水舎
おみずや
お水舎とは昭和39年(1964年)に建立された、八角形錆御影石造りの手水鉢になります。水を司る神の竜神像が安置されています。天井に施されている「墨絵の龍」にも、ぜひ注目してみてください。
そして参拝前には、ここお水舎でお清めをお忘れなく!お参り前には水でけがれを落としましょう。龍の口から流れる水をひしゃくですくって、両手と口を清めます。
次の人のために、柄を洗うことも忘れないようにしましょう。
お水舎のお作法
① まずは右手でひしゃくを持て水を汲み、左手から洗い流して清めましょう。
② 続いてひしゃくを左手に持ち替えて、右手を洗い清めます。
③ 続いて左手で水を受けて口をすすぎます。
④ 最後ひしゃくを縦にして、残った水で柄を洗いましょう。
東京写真集
おわりに
今回はお清めまでですが、次回は常香炉(じょうこうろ)や、本堂(ほんどう)、さらにいは影向堂(ようごうどう)やおみくじ処でのお作法をご紹介します!
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