2018/05/05
カナディアンロッキーの、玄関口として知られているカルガリーの街は、アルバータ州に属しています。このアルバータ州は石油や天然ガスの地下資源が豊富なため、その輸出の売り上げによって州税がまかなわれています。
このように州の財政が豊かなために、カナダ国内で唯一州税のない州として知られています。そんなアルバータ州に位置する、カルガリーの街についてご紹介します。(calgary in alberta, canada)
目次
カルガリーの人口
カルガリーの街は、1884年に人口が506人に達した町で、その10年後の1894年には、人口が3900人に達して市となりました。
そして市となってから120年以上が経った現在は、人口が200万人にも達しています。これは日本の仙台と同じくらいの人口になる、商業都市です。
さきほどの冒頭にもご紹介しましたが、カルガリーを含むアルバータ州は、国内で唯一州税のない州ということもあって、工場や企業がどんどん越してきています。
そのために、年間通して3~4万人ほど人口が増加しています。またその影響で州民の3分の2が40歳以下になり、それにあわせて、の数も1日に20台ずつ増加しています。人口は、カナダ国内で3番目に多い都市になります。
ちなみに1番人口が多いのは、カナダ最大の都市としてしられているトロント、2番目はモントリオール、そして3番目にカルガリー、4番目が首都のオタワ、そして5番目が日本に最も近いカナダの玄関口のバンクーバーになります。
10年前に現在人口が6番目の、アルバータ州の州都エドモントンを抜きました。そして年間3~4万人ほど人口が増加しているので、将来的にはもっと上位に上がる可能性もあるほどです。
世界で9番目に標高の高い市のカルガリー
人口の構成ですがイギリス系が約40%、フランス系が約10%、ヨーロッパ各国が10%弱、中国人においては約4万人、日本人は約2500人、そしてインディアンにおいては78000人にも及びます。
カルガリーは、面積が5083㎢になります。また標高の高い所にある市としては、世界で9番目の1050m、北アメリカにおいては、メキシコシティの2309mに次いでの第2位になります。
ちなみにトロントでは、日本車は高級車として扱われています。それは百万都市の中では日本人の割合が少ないこと、またバスや電車がダウンタウンの中心を走っていることが挙げられます。
カウボーイの街カルガリー
カルガリーのトレードマークは、なんといってもカウボーイハットです!ティンガロンハットとも言われますが、それは以前馬に水を与える時に、ティンガロンハットの中に水を入れて飲ませていました。
その入る水の量が約40リットル、およそ10ガロンだったのです。そのためにティンガロンハットとも呼ばれています。
カルガリーの街ではスタンピードフェスティバルが開催されていて、これは毎年7月の第1土曜日から、第日曜日までの10日間に開催されるカウボーイのお祭りのことです。
1912年に提案されたカウボーイの集会が、会を重ねるごとに拡大されていったものになります。
このスタンピードフェスティバルの期間には、本場のアメリカはテキサスからもカウボーイたちがやって来ます。「スタンピード」とは牛の暴走という意味で、ロデェオではその文字通りに、牛の暴走の迫力に町中が引き込まれます。
おわりに
アルバータ州の名物料理に、ミディアムレアがおすすめのアルバータ牛のステーキがあります。そのためカルガリーのニックネームは、「牛の町」とも呼ばれています。
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